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Yukio Ozaki and his daughter
("Yukio Ozaki and his daughter" Yousuf Karsh,1950)

2017.1.30

「大統領の椅子とCSR」


当財団ならびにリーダー育成塾「咢堂塾」の運営を長年にわたり支えて頂いているタカラベルモント株式会社(http://www.takarabelmont.co.jp/)。
同社の電動理容椅子はかつて世界シェア100%を誇り、現在でも世界のトップに位置付けられています。
先日ですが、民放メディアで同社の取り組みが紹介されました。
番組は2月2日までインターネット上でも視聴いただけますのでアクセス視聴いただけると幸いです。

http://www.mbs.jp/otonakai/

番組内でも取り上げられましたが、アメリカのバラク・オバマ前大統領が愛用しているシカゴの理髪店「Hyde Park Hair Salon」では同社のバーバーチェアが導入され、ホワイトハウスの執務室とならぶ「もうひとつの大統領の椅子」としても知られています。
執務室の椅子が「もっとも緊張を強いられる椅子」ならば、理髪店のそれは「もっともリラックスできる椅子」そう表しても差支えないでしょう。



(写真1枚目:米・シカゴトリビューン紙より。2枚目:英・インターネットメディア「COMPLEX」より)

[Chicago Tribune]
http://www.chicagotribune.com/news/opinion/commentary/ct-obama-portraits-chicago-homes-20170118-003-photo.html
[uk.complex.com]
http://uk.complex.com/style/2017/01/president-barack-obama-barber-zariff-interview

そんな同社の社会的責任に基づく活動(CSR)は、実に多岐にわたります。
そのうちの一つが、当財団理事・石田のブログでも取り上げた「旧真田山陸軍墓地の維持・整備」事業。
そしてもうひとつが、当財団のリーダー育成塾「咢堂塾」復興支援枠の後援です。

2011年に発災した東日本大震災や、昨年発災の熊本地震など、被害に対する物質的な支援や財源的な支援は政府や自治体の主導で進められています。
一方、そこに住まう人の心的な支援復興は、行政だけではままならないのではないか。
そういう声が財団の内外で上がり、咢堂塾では3年前の16期から被災地からの入塾助成を続けて参りました。
われわれ尾崎財団は2017年も、同社をはじめ後援・協賛企業の皆様とともに、咢堂塾やその他の活動を通じての災害復興支援を続けて参ります。

当財団のこうした取り組みは、多くの個人会員の皆様、また企業会員の皆様によって支えられています。
改めて日ごろのご支援に感謝申し上げると共に、後援企業の取り組みにも注目いただけると幸いです。